「伊賀焼」の伝統と技術で創業1832年から今に至るまで愛され続けている「長谷園」。長谷園の商品の中でも特に直火土鍋は毎日の食卓・暮らしを豊かにするアイテムとして長年愛され続けています。長谷園の直火土鍋はどの商品も日本の伝統・技術を感じられる魅力がありますが、その中でも特に万能な土鍋を発見しました。
この記事では意外と知られていない「ロースト土鍋」に焦点を当て、その魅力を紹介していきます。私がこの土鍋を使用している最大の理由や、実際の使用感、口コミなど詳細に解説します。
【公式】 長谷園 ロースト土鍋商品の基本情報

長谷園のロースト土鍋は、三重県の伊賀市にある窯元で作られています。素材には伊賀の粘土が使われており、蓄熱性が高く、熱を穏やかに伝える特徴があります。
- サイズ/容量/重さ:φ24×h13.5cm/1800㎖/3kg(2~4人用)
- 素材:多孔質な伊賀の粘土 (多孔質:微小な穴や空間が多く存在する特性)
- ローストする、煮込む、焼く、炒める料理など多様な料理方法に対応。
- シーリング効果で無水調理OK。
- 空焚きOK。フタの上に炭を置いて陶製ダッチオーブンになる。
- あぶり料理用の金網付き。
- レシピ付き。
商品のメリット
メリット①: 優れた保温性能
ロースト土鍋は、伝統の製法:伊賀焼により作られ、肉厚成型の土鍋が優れた保温性能を発揮します。
一度温めた料理がしっかりと温かい状態を保ち、余熱調理も可能にし、美味しさを引き立てます。
メリット②: 手作業で作られた風合い
職人の手によって仕上げられたロースト土鍋は、日本の伝統を感じる味わい深い色味が美しく、料理が一層引き立ちます。
また、食卓でこの土鍋を囲んで食べる楽しさが倍増します。「作り手の「使う人のことを考えたアイディア」が詰まっている土鍋」です。
メリット③:多様な料理方法に対応
このロースト鍋は様々な使い方ができます。付属の網を使って燻製チーズを作ったり、もち水炊き鍋やもつ鍋を作ったり、ご飯を炊いたり、例を挙げればキリがないくらい多様です。
無水調理が可能なので、白菜などの野菜をたっぷり詰め込んで蓋をし、できたらそのまま食卓へ。ポン酢やごまだれを付けていただきます。
商品のデメリット
デメリット①: 重さがある
土鍋の材質がしっかりしているため、他の軽量な素材の鍋に比べて重さを感じることがあります。
デメリット③: 使い始めには手入れが必要
土鍋ならではの特性に慣れるまでに少し時間がかかることがあります。初めての使用時は、おかゆのデンプン質で粘土に目止めをする必要があります。これを怠ってしまうと、水漏れやひび割れの原因になることがあります。取り扱い説明書をしっかりと確認することが重要です。
デメリット③: 価格がやや高め
他の土鍋と比べて価格がやや高い部類に入ります。
商品の口コミ

良い口コミ
- 「見た目はおしゃれでよく料理が映えます。」
- 「ご飯を炊いてみたところ、とても美味しく炊き上がりました。」
- 「とても使いやすく、さつもいもも美味しくできました!カレーもほぼ無水で作れて美味しかったです!」
悪い口コミ
- 「サイズが1つしかない。」
- 「最初の数回は土鍋ならではの使い方に戸惑いました。」
使用している最大の理由

私が長谷園のロースト土鍋を使っている最大の理由は、「ロースト、焼く、炒める、煮込む、蒸す」など幅広い調理に対応、しかも無水調理もOKの万能さと優れた保温性を持ち合わせているからです。
私にとって土鍋は「冬に鍋をする時しかほぼ出番がないアイテム」くらいに思っていました。それが「毎日出番があるアイテム」になってしまうくらい万能なんです。
色味や陶器の質感も素敵で、使い込むたびに愛着がわいてきます。
この商品をおすすめする人
- 日本の伝統的な製品に興味がある人
- 多様な機能性とシンプルなデザインの両方を求める人
- 日常の食卓をより楽しめるものにしたい人
購入方法
長谷園 公式通販サイト
楽天ROOM コレクションの「おすすめコレクション」の載せています。
よくある質問と回答
- Q土鍋にカビが生えたときはどうすればいいですか?
- A
土鍋に7分目くらいの水・お酢大さじ2杯~3杯を入れてから、約10分煮沸してください。
- 残った煮汁は早めに別の容器に移しましょう。
- 手洗いで洗った後は、土鍋の底を上にして乾かし、フタは十分に乾くまで閉めないでください。
- 収納するときは箱などにしまわず、通気性の良い場所を選ぶと安心です。
※残った煮汁や作ったおかずを入れるのに便利なIwakiパック&レンジ。
- Q金網だけを購入したいのですができますか?
- A
長谷園公式通販サイトから1540円(税込)で購入できます。2024.1.18時点
※フタのみ、本体のみの注文も可能です。
まとめ
このロースト土鍋は、伝統的な伊賀焼の窯元:長谷園の「食卓は遊びの場だ」という理念によって生み出された逸品だと思います。
調べていくうちに、長谷園が伝統を継承しつつ、日本の食文化・食卓に寄り添いながら進化をしている企業だと知り、これからも長くこの商品を使っていきたいという温かい気持ちになりました。
優れた保温性能、多様な料理方法に対応し、自宅さらに野外でも楽しむことができるこのロースト鍋。美味しさを格段に引き立てます。
土鍋の扱い方には初め戸惑うことがあるかもしれませんが、その分の価値が料理を通じてしっかりと実感できることでしょう。是非、日本の伝統と技術が詰まったこのロースト土鍋で、いつもの暮らしをより豊かに楽しく過ごしましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
