サスティナブルな生活を実現するためにはサスティナブルな商品が必要だと思いますか?
私は必ずしも必要だとは思いません。
なぜなら、サスティナブルを考えていくと、それらが実際にサスティナブルな生活に必要となるかは疑問に思うからです。
でも、それぞれの商品には暮らしを豊かにしてくれる利点があります。
この記事では、サスティナブルな暮らしに取り入れられるものなどを紹介していきます。
サスティナブルとは

「サスティナブル (Sustainable)」:持続可能性
現在の世代のニーズを満たすだけでなく、将来の世代のニーズも満たすことができる能力。
「ニーズ (Needs)」
人々が生活を維持し、健康で満足した生活を送るために必要なものや要求するもののこと。
大きな括りですが、意味を理解することで
持続可能性を持つものに注目して商品を選ぶことができます。
サスティナブルな暮らしで使うもの
サスティナブルな暮らしで使うもの・サービスにはどのようなイメージを持っていますか?
- 自然に還るものを使う
- リサイクルできるものを使う
- 中古のもの・リサイクル製品を使う など。
物事が循環しているイメージがありますよね。
具体的なものを3つ紹介します。
プラスチックラップの代替品
リサイクルできるものといえば、プラスチック類もその中に当てはまるよと思う人もいるはず。
でも、プラスチックラップは一度か二度使ったら、燃えるゴミで捨ててしまいますよね。
私がまず取り入れたことは、プラスチックラップの使う回数を減らすこと。
全く使わないわけではないけれど、代替品を使うことでプラスチックラップを使用することは減り、
ゴミの量を減らすことと同時にストレスも減らすことができました。

<使用例>
- 野菜をビーワックスラップで包み、冷蔵保存。
- パンを包む。
- 残り物が入ったお皿・お椀にかぶせる。
<使用感>
- 完全に密着する感じではないけれど、乾燥は防げる。
- 水洗い・乾燥させて何度も使いまわせる。
- ゴミが減る。

中古のもの

新しいものを購入する前に、リサイクルショップやフリマアプリで中古のものを探します。
また、アンティーク品や中古品に興味を持つようになったきっかけはそこからでした。
新しくなくても十分に使えるものがたくさん溢れている現代。
家にある食器や衣類は使わなくなったいただきものやリサイクルショップで見つけてきたものが多い我が家。
自分たちの好みも考慮しつつ、
使い勝手が良さそうなもの・長く使えそうなものを選ぶようにしています。
自然に還るもの
「自然に還るもの」で私が一番先に思いつく言葉は「コンポスト」。
生ごみってほぼ毎日出るので、家庭菜園にコンポストを設けて生ごみを処理するようになってから、かなりストレスが減少しました。
アパート暮らしだった頃は、少し乾かして燃えるゴミで出していたけれど、臭いや水気が気になってストレスでした。
そんな時に使ってみたかったもの↓
先ほど紹介したビーワックスラップも細かく切ってコンポストに入れても大丈夫とのこと。
※コットンや蜜蝋は確かに自然に還りそうだけど、布に印刷されたインクはどうなのだろうかという疑問は残りますが…。
「ゴミを燃やす、ゴミを埋め立てる」
この工程が私たちがゴミを捨ててから行われている主な内容です。
少しでも家庭内からゴミを減らすことができたら、
埋め立て地問題や大気汚染問題の解決策を考えていくきっかけになるかもしれません。
レジ袋だけでは解決しないプラスチック問題

便利な世の中になったものだという言葉をお年寄りの方から聞くことが多い中、
便利になった世の中は果たして持続可能であるのか。
プラスチック問題が注目されるようになってから、レジ袋の無料配布禁止などが広まりました。
しかし、日本のスーパーにはプラスチック製品が溢れていると感じるようになったのは
ヨーロッパから日本に帰国した時。
- 個包装の製品が多い。
- 野菜のプラスチック包装。
- スライス肉のパック販売。
家のプラスチックゴミがすぐいっぱいになってしまいます。
イタリアのマーケットが恋しくなる…。
この状態をなんとかしたい!と思いつつ、
私が実践している日々の暮らしに取り入れていることといえば、
家庭菜園やプランター菜園。
プランターを置くちょっとしたスペースがあれば誰でも取り入れることができます。
ものを長く使うこと
サスティナブルな暮らしで意識していることは「ものを長く使うこと」。
私がイタリア生活で見たサスティナブルな暮らし。
50年、100年以上前の、昔からのものが日常で当たり前に使われ、
家や物の手入れを行いながら、次の世代へ受け継がれていく。
もちろん、日本でも受け継がれている伝統工芸品や家屋などがありますが、
生活していて思うことは、あまりにも使い捨てられるものが多いこと。
「エコ商品」と紹介される商品は本当に「エコ」につながるのか
見極めることが私たち消費者にとって必要なことだと思います。
この見極めに必要なことは
「サスティナブルの意味を理解する」こと。
私は自分が使う全てのものを
サスティナブル基準に考えて購入することはできていません。
でも、変えられるところは変えていく。
日々の暮らしを心地よくしたい気持ちも大切にしながら
日々、環境や自然と向き合っています。
できることから一緒に始めてみましょう!
まとめ
- サスティナブルとは持続可能性
- サスティナブルな暮らしで使うもの
- プラスチックラップの代替品:ビーワックスラップ
- 中古・アンティークのもの
- コンポスト
- プラスチック問題の1つの解決策:家庭菜園・プランター菜園
- ものを長く使うこと
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