じゃがいもの育て方

じゃがいも
英語:Potato イタリア語:Patata 分類:ナス科
種まき
- 時期:3~4月(寒冷地では春のみ)、9月
- 発芽温度:10~25度
- まき方
- 種イモを日光にあてて芽が出たら、半分に切って、半日ほど天日干しにする。
- 約10㎝の深さに切り口を下にして植える。
小さいじゃがいもは切らなくて、そのまま芽を出す。
土の保温と乾燥を防ぐために、わらをかぶせておく。
栽培
- 時期:4~7月
- 苗の植え付け
- 30cm間隔、十分な深さのある畝又は囲いに植える。
- 芽が成長してきたら丈夫な目を2本残して株元から芽かきを行う。土寄せも同じタイミングで行う。
植えてから1週間ほどは水やりをするが、あとは土がしっかり乾燥してきたら水やりをする。
収穫
- 時期:6〜7月、11月下旬〜12月上旬
- 方法
- 葉や茎が黄色く、しなびてきたら収穫目安。そこから数日置いてから収穫してもOK。
- 収穫したら風通しの良い日陰で1日置いておく。
天気が良い日に行う。
種とり
- 時期:?
- 保存方法:花が終わり、トマトのような形をした実がなってくる。枯れてきたら、採取し、種を取る。
緑色の実は有毒なので食べないこと。
害虫・病気対策
- 害虫:アブラムシ、ハリガネムシ、ネキリムシ、センチュウ類
- 病気:乾腐病、そうか病、モザイク病、軟腐病など
じゃがいものコンパニオンプランツと後作・連作
コンパニオンプランツ
マリーゴールド、ナスタチウム、バジル、ネギ、枝豆
(ネギとマメ科の野菜を一緒に植えるのは避けましょう。)
後作
後作OK
- ネギ、コマツナ、キャベツ、インゲン
後作NG
- ナス科の野菜。
- キュウリ、カボチャ、ニンジン、サツマイモなど
- 連作NG:2~3年あける。
じゃがいもの簡単レシピ
じゃがいもを使った簡単レシピをご紹介します。
- じゃがいもを皮つきで茹でる。
- 竹串が通るくらいになったら、取り出して皮をむき、一口サイズにカットする。
- イタリアンパセリを荒めに刻む。
- ボウルにじゃがいも、パセリ、塩コショウ、オリーブオイルを入れて、混ぜて完成。
男爵やキタアカリがおすすめです。
栽培メモ
- 日光を浴びるとソラニンという毒を持って緑に変色してしまいます。
- 多年草のため、掘り起こし忘れがあると、翌年生えてきます。小さいじゃがいもでした。
